プレスリリース

「コウヨウザン里帰り記念植樹」の開催について

 四万十森林管理署では、以下のとおり令和5年2月22日（水曜日）に土佐清水市立下川口小学校児童等とともに「コウヨウザン里帰り記念植樹」を実施します。
 コウヨウザンとは、中国・台湾原産のヒノキ科の針葉樹であり、成長が早く、材質強度もヒノキと同程度です。萌芽更新（切り株から芽が出る）で成長するため人工的な再造林が不要です。
 当署管内には、昭和7年に土佐清水市の辛川山国有林にコウヨウザンが植栽され、現在は第2世代（一度伐採した後後継木が成林すること）が成林している国内唯一の試験地（0.3ha）があります。
 その第2世代のコウヨウザンから採取した種を安芸市の民間種苗業者に委託し苗木を育成してもらい、その苗木を第3世代として同じ土佐清水市の国有林へ里帰りと言う形で、地元自治体や小学校、地区、自治体、森林組合、四万十森林管理署が連携して植樹を実施いたします。
 また、植樹後は小学校児童とともに木製キーホルダー作りも実施する予定としています。

1.開催日時等

（1）開催日時：令和5年2月22日（水曜日）10時00分～11時00分（雨天中止）

（2）開催場所：高知県土佐清水市宗呂市宇原山国有林1292林班に1小班（植樹会場位置図）(PDF : 346KB)

（3）出 席 者：土佐清水市、大月町、土佐清水市立下川口小学校（児童16名教職員5名程度）、
  土佐清水市森林組合、近隣区長（藤ノ川地区、鳥渕地区）、四万十森林管理署

（4）実施内容：令和3年度に皆伐した国有林内（4.60ha）に、コウヨウザン苗木を1人当たり5～6本程度手植えをしていただきます。

2.留意事項

（1）取材を希望されるマスコミの方は、令和5年2月20日（月曜日）17時00分までに四万十森林管理署森林技術専門官野村までご連絡ください（0880-34-3155）。

（2）当日は現地の職員の指示に従ってください。

（3）雨天の場合は中止する場合がありますので、あらかじめご了承願います。

（4）新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクの着用をお願いいたします。

3．写真