プレスリリース
四国山地におけるツキノワグマ生息範囲調査について ~「はしっこプロジェクト2022」~
四国森林管理局、環境省中国四国地方環境事務所及び(認特)四国自然史科学研究センターでは、絶滅が危惧されている四国のツキノワグマ地域個体群の生息分布域を把握するため、平成26年度から国指定剣山山系鳥獣保護区を中心とした剣山周辺の国有林及び民有林において、連携してセンサーカメラ等による調査を行っています。
令和3年度の調査では、センサーカメラ設置箇所(35箇所)のうち15箇所(徳島県13箇所、高知県2箇所)でツキノワグマが確認(撮影)されました。
令和4年度も、四国山地緑の回廊(剣山地区)及びその周辺で、下記のとおりセンサーカメラ等によるツキノワグマの生息状況の調査に取り組みます。また、今年度も、ニッポン高度紙工業株式会社の協力を得て、同社社有林(安芸市畑山)でも調査を行います。
(プロジェクトの内容)
調査方法
センサーカメラ(無人撮影装置)等によるツキノワグマの生息状況の調査
調査対象地
四国山地緑の回廊(剣山地区)及び国指定剣山山系鳥獣保護区を中心とした国有林及び民有林(38箇所程度)
ニッポン高度紙工業株式会社社有林を含む
ツキノワグマ生息範囲調査対象エリア(PDF : 295KB)
調査主体
四国森林管理局
環境省中国四国地方環境事務所
(認特)四国自然史科学研究センター
調査協力機関
ニッポン高度紙工業株式会社
調査及び成果とりまとめスケジュール
センサーカメラは7月上旬(一部は4月に設置済)に設置し、11月末に回収予定。
撮影されたツキノワグマの画像を基に、個体識別等を行い生息分布域の特定をして、令和5年3月頃に公表予定。
(参考)令和4年4月4日付けプレスリリース
四国山地におけるツキノワグマ生息範囲調査の結果について~「はしっこプロジェクト2021」~
https://www.rinya.maff.go.jp/shikoku/press/soumu/220404.html
お問合せ先
四国森林管理局
計画保全部 計画課
担当者:藤原、池上
TEL:088-821-2100